uetennis’s diary

プログラミングについて学んだ事やライフハックについてかきます

スラスラ読めるRubyふりがなプログラミングを読んだ感想

はじめに

  • スラスラ読める Rubyふりがなプログラミングは非常にわかりやすく書かれていて、プログラミングをまったく触った事ない人やプログラミングを一度挫折した人に勧めたいと思いました!

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目次

  1. はじめに
  2. 背景
  3. 著者・監修者監修者プロフィール
  4. 本書の章立て
  5. 考察
  6. まとめ
  7. 参考

背景

  • Rubyをまったく触った事がなく、プログラミングもよくわからなかったので、本書を読みました。

著者・監修者プロフィール

著者:リブロワークス

書籍・雑誌を中心とした出版物の企画、編集、執筆、デザイン、組版を行っているプロダクション

プログラミングをわかりやすく解説している本が多いです。 リブロワークスのWebサイト

監修者:高橋 征義

札幌出身。Web制作会社にてプログラマとして勤務する傍ら、2004年にRubyの開発者と利用者を支援する団体、日本Rubyの会>を設立、現在まで代表を務める。 2010年にITエンジニア向けの技術系電子書籍の制作と販売を行う株式会社達人出版会を設>立、現代表取締役。 好きな作家は新井素子

高橋メソッドというプレゼンテーション技法を考案しています。また著書に「たのしいRuby」(共著)などがあります。 高橋メソッド(たかはしメソッド)とは、日本Rubyの会の高橋征義によって考案されたプレゼンテーション技法。

スラスラ読める Rubyふりがなプログラミング

本書の章立て

  1. Chapter1 Ruby最初の一歩
  2. Chapter2 条件によって分かれる文を学ぼう
  3. Chapter3 繰り返し文を学ぼう
  4. Chapter4 クラスとメソッドの作り方を学ぼう
  5. Chapter5 Ruby on Railsを体験しよう

考察・感想

Chapter1 Ruby最初の一歩

  • すべての章にいえる事ですが、ルビがふられているので理解の助けになります。
  • プログラム内にメソッド名 + 引数と書くとメソッドそれぞれに割り当てた仕事をするという説明の仕方は図と会話形式でわかりやすかったです。

Chapter2 条件によって分かれる文を学ぼう

  • if文やcase文について学べます。個人的には!演算子についての使い所を解説されていて勉強になりました。

Chapter3 繰り返し文を学ぼう

  • each do というメソッドを使って九九を使ったり、総当たり戦を作ります。総当たり戦の組み合わせ文を作るときに同じ対戦相手に除く為にshiftとeach doを使って先頭を取り出しながら繰り返し処理するのはのは勉強になりました。

総当たり戦の対戦相手がA VS A被る!!またA VS BB VS Aという同じ組み合わせになってしまうコード

team1 = %W(A B C D E F G)
team2 = %W(A B C D E F G)

team1.each do |x|
  team2.each do |i|
    puts "#{x} VS #{i}"
  end
end
# ~~ 出力 ~~
A VS A
A VS B
A VS C
A VS D
A VS E
A VS F
A VS G
B VS A
B VS B
B VS C
B VS D
B VS E
B VS F
B VS G
C VS A
C VS B
C VS C
C VS D
C VS E
C VS F
C VS G
D VS A
D VS B
D VS C
D VS D
D VS E
D VS F
D VS G
E VS A
E VS B
E VS C
E VS D
E VS E
E VS F
E VS G
F VS A
F VS B
F VS C
F VS D
F VS E
F VS F
F VS G
G VS A
G VS B
G VS C
G VS D
G VS E
G VS F
G VS G

総当たり戦の対戦相手をかぶらせない。

team1 = %W(A B C D E F G)
team2 = %W(A B C D E F G)

team1.each do |x|
  #B C D E F G..C D E F G..D E F G..というふうに先頭を取り出しながら繰り返し処理をする
  team2.shift
  team2.each do |i|
    # A A や B Bなどが当たらないようにする
    if x != i
      puts "#{x} VS #{i}"
    end
  end
end
# ~~ 出力 ~~
A VS B
A VS C
A VS D
A VS E
A VS F
A VS G
B VS C
B VS D
B VS E
B VS F
B VS G
C VS D
C VS E
C VS F
C VS G
D VS E
D VS F
D VS G
E VS F
E VS G
F VS G

Chapter4 クラスとメソッドの作り方を学ぼう

  • メソッドの作成やクラス作成について学べます。
  • attr_accessorのattrはAttributeの略で属性という意味でaccessorはアクセスするという意味で繋げると属性に「アクセスする」という意味らしい

    学んだ事を元に作りました

class TennisBall
  attr_accessor :name, :dasu
  def ball_dash
    return (@dasu * 12).to_i
  end
end

tennis = TennisBall.new
tennis.name = "YONEX"
tennis.dasu = 500
puts tennis.name, tennis.ball_dash
# ~~ 出力 ~~
YONEX
6000

Chapter5 Ruby on Railsを体験しよう

  • webアプリについての解説やRailsについて解説されてます。

    webページは静的。webアプリケーションは動的。

  • HTTPの説明で、静的ページは同じリクエストを受けたら同じリクエストを返す。ストレージに入っているデータを返すだけだから。
  • 動的ページはリクエストを受けるとwebサーバーと連動するプログラムがレスポンスを作って返す。・
  • webサーバーとサーバーサイドプログラムとデータベースについての複雑な一連のやり取りも図をつかって説明されてわかりやすかったです。

    データを登録するwebアプリに必要な機能

    CRUD処理
  • Create(作成)
  • Read(読み取り)
  • Update(更新)
  • Delete(編集) 身近なアプリだとメモ帳とかTODOアプリなど!
    MVCモデル
  • Modelはデータを管理
  • Controllerはwebサーバーからリクエストを受けて、Modelを操作してとViewに出力指示を出す
  • ViewはHTMLを作りwebサーバーにレスポンスを返す RailsMVCモデルに合わせてクラス設計されている。Railsを本格的に学ぶ前に知っておくと、取っ掛かりやすいかも!と思いました。またRailsを使ってあいさつを投稿するアプリを作る場合は本に詳しく書かれています!

まとめ

  • ふりがなと読み下し文で、暗号としか思えなかったプログラミングをわかりやすく理解できるように解説されています。他の本を読んでみてわからなくなったときにふりがなをふってみると理解しやすくなります!
  • Rubyは直感的でわかりやすい言語だと言われてますし、自分でも思うのですが、プログラミング初めての人は難しいと思うので本書を初めに勉強するのはおすすめだと思いました。
  • 他の入門から基本書またはオンラインの動画などでつまずいた方は学習を諦めずにここから初めてみることをおすすめします。

参考

スラスラ読める Rubyふりがなプログラミング (ふりがなプログラミングシリーズ) | リブロワークス, 高橋征義 |本 | 通販 | Amazon

高橋メソッドサンプル

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